ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
日頃、子供向けの英語教材からニュースサイトまで幅広く英語に触れていると毎日新たな発見があります。
今回は、タイトルにある通り「牛」に関する単語について新たな発見があったので当記事で紹介したいと思います。
英語"cow"「雌牛」以外の用法とは?
まず紹介する英単語は"cow"です。
「雌牛」や「乳牛」といった意味です。
ちなみに、英語では一口に「牛」と言っても複数の単語が使い分けられます。
例えば、以下の通りです。
ox [オックス] (労役用に去勢された)雄牛
bull [ブル] 雄牛
cow [カウ] 雌牛
牛の性別などによって異なる単語が用いられるのは、人々にとって牛の重要性の大きさや関係性の深さからと言えます。
では、そうした性などを区別せず総称的に「牛」を表現したい場合はどう言えばよいでしょうか?
その場合は"cattle" [キャトル]と言います。
見た目からは気づきにくいですが、"cattle"は複数形扱いの単語である点にも注意しておきましょう。
話を戻して、英語"cow"の「雌牛」以外の用法についてです。
実は"cow"には、他に「大型の哺乳動物の雌」を指すという用法もあります。
例えば次の表現を見てみましょう。
例 cow whale
後半の"whale"は「クジラ」という意味ですね。その前に"cow"が付いています。
これは、「雌牛」と「クジラ」を並べたわけでは無く、「雌のクジラ」を意味しているのです。
ハイフンを伴って"cow-whale"としている場合もありますが、やはり「雌のクジラ」という意味です。
「雌牛みたいなクジラ」等と誤解しないようにしましょう。
反対に「雄のクジラ」と言いたい場合は、"bull
whale"(または"bull-whale")と表現することができます。
英語"calf"「子牛」以外の用法とは?
英語で「牛」を表現する場合、上で見た性別などで区別する他に「子牛」にも個別の名詞形が存在します。
それが"calf" [カーフ]です。
子音"L"は発音しない点に注意しましょう。
ところで、この"calf"にも「子牛」以外の用法が存在します。
それが「哺乳動物の子ども」を指すという用法です。
例えば次の表現を見てみましょう。
例 whale calf
前半"whale"「クジラ」の後に"calf"が続きます。
これも「クジラ」と「子牛」を並べているわけでは無く、また「クジラのような子牛」というわけでもありません。
要するに「子クジラ」という意味ですね。
ちなみに、先ほどの「雌雄」の表現における"cow"や"bull"の時と比べて語順に注意です。
cow whale / bull whale 「雌 / 雄のクジラ」
whale calf 「子クジラ」
なぜか"cow / bull"は"whale"の前にくるのに対し、"calf"は"whale"の後ろにきます。
どちらも逆の語順で検索しても結果には出てきませんでした。
順番には注意しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は英語"cow、bull"や"calf"の用法を紹介しました。
"cow"や"bull"には「牛」に関してだけでは無く哺乳動物の雌、雄も表せること、"calf"には「子牛」だけでなくやはり他の哺乳動物の子どもという表現も可能であることが分かりました。
それぞれで語順に気を付ける点も含めて覚えておけば、正しい意味で把握することができますね。