【雑学】英語"calculate"「計算する」の語源は「小石」?

2024/10/23

英語

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ロー。Yumaです。

皆様、今日も楽しんで語学してますか?

複雑な計算も今では、発達したツールが無料もしくは安価で利用できることから、難なくこなせるようになりました。

とはいえ簡単な計算処理であれば、ひっ算や暗算で対処したいところです。

今回は、「計算する」という意味の英語"calculate"について調べてみたいと思います。


英語"calculate"「計算する」の語源とは?

英語で「計算する」という意味で使える動詞の代表は"calculate"です。

さて、"calculate"の語源を調べてみると面白い発見があります。

from Latin calculatus, past participle of calculare "to reckon, compute," from calculus.

対訳:ラテン語のcalculusから派生したcalculare「計算する、算出する」の過去分詞形calculatusから。

(参照:Online etymology dictionary

さらに遡って"calculus"の語源を調べてみましょう。

from Latin calculus "reckoning, account," originally "pebble used as a reckoning counter," diminutive of calx (genitive calcis) "limestone".

対訳:ラテン語のcalculus「計算、勘定」から、元は「計算に用いられる小石」という意味であり、calx(属格形calcis)「石灰岩」の指小語。

(参照:Online etymology dictionary

"calculate"のルーツは究極的には、"calx"「石灰岩」にあったというのです。指小語の"calculus"「小石」を計算の際に用いたことが転じて、現在の「計算する」という意味につながっているのですね。


ラテン語"calx"「石灰岩」にルーツを持つ関連語とは?

"calculate"「計算する」のルーツが、ラテン語"calx"「石灰岩」から派生した"calculus"「小石」に由来することが分かりました。

この"calculus"、元はラテン語ですが英語にもそのまま取り入れられています。

意味は2つあって、1つは「微積分」です。

学校数学でも登場する「微積分」ですが、英語では"differential calculus"が「微分」、"integral calculus"が「積分」と言います。

その前半部が省略され、"calculus"1つ目の意味になっています。

もう1つは「結石」とか「歯石」という意味です。こちらは、ルーツの「小石」を受け継いでいることが明らかですね。

更に、ラテン語"calx"「石灰岩」にルーツを持つ他の関連語が"calcium"「カルシウム」です。

これはカルシウムが石灰中に含まれている(酸化カルシウムとして)ことから命名された為です。

"calculate"と"calcium"は確かにつづりが似ていますが、同じルーツから派生したからという背景があったのですね。


最後に

いかがでしたでしょうか。今回は英語"calculate"の語源について調べてみました。

遡ってみると、ルーツ"calx"から派生した同源の"calcium"との関係も明らかになりました。

今後も興味深い発見があれば、当ブログで紹介していきたいと思います。

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Yuma
様々なヨーロッパの言語を独学し、日々の学習で得た発見や個人的に興味深い語学ネタを発信しています。外国語学習に疲れたとき、息抜きに読んでもらえれば幸いです。

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