ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
突然ですが「ぬいぐるみ」を英語で何というか、ご存じですか?
"stuffed animal"とか"soft
toy"といった表現があります。
"stuff"とは名詞「材料、素材」のほか動詞「詰める、詰め込む」という意味の語であり、要するに「(中に綿などが)詰め込まれた動物」ということですね。
なお、微妙につづりが異なる"staff"「スタッフ」との混同に気を付けましょう。
テディ・ベアの「テディ」の由来とは?
ぬいぐるみといえば、動物がモチーフのものが多いですね。
「クマのぬいぐるみ」と言いたければ"stuffed bear"とのように、"animal"の部分を当該の動物名に置き換えて表現することができます。
さて、クマのぬいぐるみと言えば「テディ・ベア」が最も有名ですが、この「テディ」という名の由来をご存じですか。
pet form of masc. proper names Edward, Edmund, and Theodore, with -y.
男性の固有名EdwardやEdmund、Theodoreの愛称に-yのついた形。
(参照:Online Etymology dictionary)
テディとは英語圏における固有名の愛称、つまりニックネームです。"Edmund"の愛称が"Teddy"というのは少々解せませんが、"Ed-"が転じて"Ted(dy)"になったということでしょうか?
さらに、テディ・ベアの場合は具体的なある人物が名前の由来となっています。
1906, named for U.S. president Theodore "Teddy" Roosevelt (1858-1919), a noted big-game hunter, whose conservationist fervor inspired a comic illustrated poem in the New York Times of Jan. 7, 1906, about two bears named Teddy B. and Teddy G.,
対訳:1906年、合衆国大統領セオドア・「テディ」・ルーズベルト(1858~1919年)にちなむ、彼は著名な大物狩猟者であり自然保護活動家としての熱心さが1906年1月7日付ニューヨークタイムズ紙上の絵入り詩の漫画に登場する二頭のクマの名前、Teddy BとTeddy Gのヒントとなった。
(参照:Online Etymology dictionary)
彼の自然保護活動のエピソードに、狩猟中に見つけたひん死のクマを撃たずに逃がしたというものがあります。
それがテディ・ベアの名前につながっていたというわけですね。
英語"doll"「人形」の由来とは?
主に動物をモチーフにしたものがぬいぐるみであるのに対し、人をモチーフにしたものは「人形」と呼ばれます。
英語では"doll"ですね。
この単語は一般名詞ですが、実はセオドア(テディ)のように英語圏の固有名に由来しているのです。
from the familiar form of the fem. proper name Dorothy.(中略)From 1610s in old slang in a general sense of "sweetheart, mistress, paramour;" by 1640s it had degenerated to "slattern." Sense of "a child's toy baby" is by 1700.
対訳:女性の固有名Dorothyの愛称から(中略)。1610年代以降「恋人、愛人」という意味で一般的な古い俗語だったが、1640年代までには「だらしない女」という意味に変化した。「子供用のおもちゃの赤ちゃん」という意味は1700年までにみられる。
(参照:Online etymology dictionary)
今でも、大文字表記の"Doll"は"Dorothy"の愛称(ニックネーム)としても使われています。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はテディ・ベアと"doll"という語について調べてみました。
「人形」という意味の"doll"の語源が、実際に「人」の名前に由来しているというのは驚きました。
今後も興味深い発見があれば、当ブログで紹介していきたいと思います。