ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
明日、4月1日はエイプリルフールですね。1年に1度、この日だけはウソをついてもよい(許される)とされています。
英語では、"April Fool’s Day"と表現します。
世界的に知られているものの、その起源は不詳なのだそうです。
今回はエイプリルフールにまつわる、ウソかホントか迷ってしまいそうな話を2つ紹介したいと思います。
1. 嘘をついてもよいのは1日?それとも午前だけ?
英語では"April Fool’s Day"と言うように、1日の間であればウソをついても良いように思われます。
ところが、実はウソをついても良いのは午前中だけだという話も聞いたことがあります。
これはウソなのでしょうか。それともホントでしょうか。
実はイギリスにおいてはホントで、ウソをついても良いとされるのは正午まで、つまり午前中だけ許されているということになります。
なぜイギリスだけかと言うと、同地域における伝統的なお祝いのイベント、"Oak Apple
Day"に関連があるのだそうです。
直訳すると「樫の木のリンゴの日」ですが、ここでの"apple"はリンゴではありません。樫の木にリンゴはなりませんからね。
樫の木には虫が寄生することでできる虫こぶというのがあり、この虫こぶのことを"Oak
apple"と呼びます。
このイベントはかつて、1660年5月にスチュアート王朝が復活したことをお祝いするものでした。当時のイングランドは清教徒革命という内乱により共和政が樹立され、反対する王党派との間での戦争があったのです。
後にスチュアート朝の国王として復帰することとなるチャールズ2世は、内乱の際の敗走時、樫の木に身を隠して逃げおおせたという話があり、それがOak appleのモチーフとなっています。
チャールズ2世が国王として復帰した5月29日は王政復古の日として祝日化され、樫の葉や枝を身に着けてお祝いするという習慣から"Oak Apple Day"という呼称になったのです。
現在は祝日ではなくなりましたが、イングランドの一部地域では今でもお祝いがされているそうです。そして、樫の葉や枝を身に着けるのは午前中だけという習慣がエイプリルフールにも転用されたのが、「ウソをついても午前中だけ」という話のルーツだと思われます。
2.エイプリルフールはフランス語で「4月の魚」?
英語から取り入れられた日本語のエイプリルフールは、かつては「4月バカ」と言われることもありましたが、その直訳も最近では聞かなくなりました。
ところ変わってフランスでは、エイプリルフールの日のことを"Poisson d’Avril" [ポワソン・ダヴリル]というのだそうです。
直訳すると「4月の魚」。なぜ魚のなのでしょう。また、この話はウソかホントかどちらでしょうか。
これもホントです。フランスにおいて4月1日とはウソをついてもよい日であるという他に、気づかれないよう相手の背中に紙製の魚をくっつけてからかうという日でもあり、これが「4月の魚」といわれる所以です。
なぜ、からかう材料として魚なのか、これには諸説あるそうです。
1つにはエイプリルフールと時期の近いイースターを結び付けたという説。イースターは四旬節の断食の終わりを告げる日であり、この時期の食事として魚が重要な役割を果たしているのだそうです。
もう1つは、16世紀にあった暦の改正に端を発するという説。かつてフランスでは1年の始まりは地域ごとに様々であり4月1日からとするというところもあったそうです。
それが1564年に1月1日が1年の始まりだと改正されたのですが、中にはその変化に気づかず従来通り4月1日にお祝いをする人もいました。
そうした人をからかったり、四旬節の終わりにちなんで魚を上げたりというのが習慣の始まりだというのです。
正確なルーツこそ分からないものの、この時期のキリスト教圏において重要な食事が魚だったということが関連しているようですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は、エイプリルフールにちなんでウソかホントか迷ってしまいそうな話を2つご紹介しました。
今後も興味深い話があれば、当ブログで紹介していきたいと思います。